【年収別】毎月返済額から借入可能額を知ろう
まず一般的にローン返済期間として設定される30年と35年に分けて、毎月いくら返済すればいくらくらい借りられるのか、年収に対する借入負担率と合わせて表にしたものをご覧ください。年収300万円から1,000万円までご紹介します。
年収300万円
- 毎月返済額
- 30年
- 35年
- 借り入れ負担率
- 3万
- 8,690,000
- 9,790,000
- 12.00%
- 4万
- 11,590,000
- 13,060,000
- 16.00%
- 5万
- 14,480,000
- 16,330,000
- 20.00%
- 6万
- 17,380,000
- 19,590,000
- 24.00%
- 7万
- 20,280,000
- 22,860,000
- 28.00%
- 8万
- 23,180,000
- 26,120,000
- 32.00%
年収400万円
- 毎月返済額
- 30年
- 35年
- 借り入れ負担率
- 4万
- 11,590,000
- 12.00%
- 5万
- 14,480,000
- 16,330,000
- 15.00%
- 6万
- 17,380,000
- 19,590,000
- 18.00%
- 7万
- 20,280,000
- 22,860,000
- 21.00%
- 8万
- 23,180,000
- 26,120,000
- 24.00%
- 9万
- 26,070,000
- 29,390,000
- 27.00%
- 10万
- 28,970,000
- 32,660,000
- 30.00%
年収500万円
- 毎月返済額
- 30年
- 35年
- 借り入れ負担率
- 5万
- 14,480,000
- 16,330,000
- 12.00%
- 6万
- 17,380,000
- 19,590,000
- 14.40%
- 7万
- 20,280,000
- 22,860,000
- 16.80%
- 8万
- 23,180,000
- 26,120,000
- 19.20%
- 9万
- 26,070,000
- 29,390,000
- 21.60%
- 10万
- 28,970,000
- 32,660,000
- 24.00%
- 12万
- 34,770,000
- 39,190,000
- 28.80%
年収600万円
- 毎月返済額
- 30年
- 35年
- 借り入れ負担率
- 6万
- 17,380,000
- 19,590,000
- 12.00%
- 7万
- 20,280,000
- 22,860,000
- 14.00%
- 8万
- 23,180,000
- 26,120,000
- 16.00%
- 9万
- 26,070,000
- 29,390,000
- 18.00%
- 10万
- 28,970,000
- 32,660,000
- 20.00%
- 12万
- 34,770,000
- 39,190,000
- 24.00%
- 15万
- 43,460,000
- 48,990,000
- 30.00%
年収700万円
- 毎月返済額
- 30年
- 35年
- 借り入れ負担率
- 7万
- 20,280,000
- 22,860,000
- 12.00%
- 8万
- 23,180,000
- 26,120,000
- 13.71%
- 9万
- 26,070,000
- 29,390,000
- 15.42%
- 10万
- 28,970,000
- 32,660,000
- 17.14%
- 12万
- 34,770,000
- 39,190,000
- 20.57%
- 15万
- 43,460,000
- 48,990,000
- 30.85%
- 18万
- 52,150,000
- 58,780,000
- 30.85%
年収800万円
- 返済額
- 30年
- 35年
- 借り入れ負担率
- 8万
- 23,180,000
- 26,120,000
- 12.00%
- 9万
- 26,070,000
- 29,390,000
- 13.50%
- 10万
- 28,970,000
- 32,660,000
- 15.00%
- 12万
- 34,770,000
- 39,190,000
- 18.00%
- 15万
- 43,460,000
- 48,990,000
- 22.50%
- 18万
- 52,150,000
- 58,780,000
- 27.00%
- 20万
- 57,950,000
- 65,320,000
- 30.00%
900万円
- 毎月返済額
- 30年
- 35年
- 借り入れ負担率
- 9万
- 26,070,000
- 29,390,000
- 12.00%
- 10万
- 28,970,000
- 32,660,000
- 13.33%
- 12万
- 34,770,000
- 39,190,000
- 16.00%
- 15万
- 43,460,000
- 48,990,000
- 20.00%
- 18万
- 52,150,000
- 58,780,000
- 24.00%
- 20万
- 57,950,000
- 65,320,000
- 30.00%
年収1000万円
- 毎月返済額
- 30年
- 35年
- 借り入れ負担率
- 10万
- 28,970,000
- 12.00%
- 12万
- 34,770,000
- 39,190,000
- 14.40%
- 15万
- 43,460,000
- 48,990,000
- 18.00%
- 18万
- 52,150,000
- 58,780,000
- 21.60%
- 20万
- 57,950,000
- 65,320,000
- 24.00%
- 22万
- 63,740,000
- 71,850,000
- 26.40%
- 25万
- 72,430,000
- 81,650,000
- 30.00%
一般的に、住宅ローンの借入額は年収×5の金額に抑えておくのがよい、と言われていますね。人生には、病気をしたり勤め先が倒産したり子どもが大学に入ったり結婚したりと、お金のかかる時期というものが必ずやってきます。そんな時にローン返済が苦しくならないよう、余裕を持った資金計画を立てるためには、借入額は年収の20%を超えないようにしておく、というのが鉄則であるということを覚えておきましょう。
【年収別】借入可能額と返せる額はこんなに違う
各金融機関では、それぞれ返済負担率の上限を決め、審査の際に適応して借入可能額を算出しています。この返済負担率の上限が、高いところだと年収の40%、一般的には35%のところが多いようですね。しかしこれは、その他の突発的な支出が特にない状態で、審査を受けた時点での収入額が返済期間に渡って下回ることがないことを想定した場合に、無理なく返せる額です。前項でもお伝えしたように、何かあったときに対応できる負担率は20%。そういったことを鑑みた上で、借入可能額と返せる額を比較してみましょう。借入可能額については、年収400万円未満は返済負担率30%、400万円以上は35%、700万円以上は40%、というフラット35の基準を適用して算出、返せる額は20%で算出しています。
年収別 借入可能額と返せる額
- 年収
- 借入可能額
- 返せる額
- 200万
- 16,330,000
- 10,880,000
- 300万
- 24,490,000
- 16,330,000
- 400万
- 38,100,000
- 21,770,000
- 500万
- 47,620,000
- 27,210,000
- 600万
- 57,150,000
- 32,660,000
- 700万
- 76,200,000
- 38,100,000
- 800万
- 80,000,000(上限)
- 43,540,000
- 900万
- 80,000,000(上限)
- 48,990,000
- 1000万
- 80,000,000(上限)
- 54,430,000
例えば年収400万円の場合、借入可能額(負担率35%)は3,810万円、これに対して返せる額(負担率20%)は2,177万円となっています。その差、実に1,633万円。これを見誤ると大変なことになるのは想像に難くありませんね。
ローンを組むときには、審査を通過すると金融機関によって上記の返済負担額に基づいた借入可能額で計算されることも多いため、あらかじめ自分で「返せる額」を算出しておき、流されて決めないようにしておくことをおすすめします。
結局いくらの家が買えるの?買える家の計算方法
さて、ここで自分の年収に合わせてだいたいいくらなら借りられるかがわかってきましたね。しかし、注意しなければならないのは、その金額の家を購入できるわけではない!ということです。
例えば、家を買うには物件の購入費以外に、諸経費がかかります。その内訳をざっとご紹介します。
- 売買契約書に貼る収入印紙代
- 所有権・抵当権などの登記費用
- ローン保証料
- ローン契約書に貼る収入印紙代
- ローン代行手数料
- 火災保険料
- 固定資産税
この諸費用が総額でいくらくらいかかるかというと、物件購入費の10%と言われています。つまり、4,000万円の家を買ったなら、400万円は諸費用がかかるということ。これは結構な金額ですよね。仲介手数料が無料になるとここから100万円近く割り引かれる計算になるので、大きな違いが生まれます。
いずれにしても、必要な金額は物件購入費、諸費用、そして引っ越し代や新しい家に合わせて購入しなければならない家具家電などの費用も考えておかなければなりません。まず自己資金に加えて上記の計算でいくら借り入れられるかを算出し、その総額でこうした必要経費がすべてまかなえるかを計算して、初めていくらの家が買えるかがわかってきます。これは現時点でもできる計算なので、事前にじっくりやってからスタートするようにしましょう。